雑記

これはいっつも疑問だったんですが、TRPGの活性化のために新規参入者を増やそう、というテーマは、どういう意味で自明のものとなった(なっている)んでしょう。
ライトユーザの増加が市場の拡大及び経済効果に影響があるのは理解できますが、別にTRPG自体の活性化とは無縁な話に思えるのです。
これが「商業TRPGの活性化のために」という前提であれば、前述した通り市場も拡大するだろうからわかるんですけども。
でも別にプロのTRPGリエータを食わせるためにTRPGやってるわけじゃないですよね? 少なくとも私は、自分が使いたいシステムを出している人(会社)に金銭的フィードバックをしたいとは思いますが、それは商業だろうが同人だろうが区別する気はありません。


TRPG圏の草の根な活動(大雑把にはサークル活動かな?)はまったく評価されないものなのかな、とか、例えばゲームなら同人ゲーム市場がそれなりに周知されてるように思うけど、同人TRPG市場が度外視されてるのは入手性とかサポートとかそもそものシステムの精度とかに問題があるからかな、とか思ったりします。*1
システムというかルールというか世界観の乱立、群雄割拠自体は別にかまわないと思うんですけど、そんなに真正面からがちんこにシェアを奪い合うような状況にはなってないと思うし、TRPG自体そういう性向は持ってないと思うので*2、大きく言えば基本戦略自体がなんか違うんじゃないかな、と感じることがあります。
だからって自分でどうこうしようとは思わないというか、結局私にとっては「自分が快適にTRPGが出来ること」が最重要なので、TRPG市場がどうこうとかいう論調にまったく興味がないのはそうしたスタンスの現れでもあり、このエントリがTRPGカテゴリではなく雑記になってるのも、そうした前提があるからです。

*1:商業TRPGがそんなにシステム精度高いかなあ、とかも疑問ですが

*2:でも電源系ゲームもうそうかもなあ