トラックバックもらったのに

反応しないのももにょるので。

オンラインルール販売について - まりおんのらんだむと〜く+
http://d.hatena.ne.jp/mallion/20071029/p2

私はコピー制限についてはまるで考えてません、というのは、先のエントリにあげた通りです。

流通の形 - TRPG履歴
http://d.hatena.ne.jp/standby/20071026/p2

「管理できないものは管理しない」という思想も根底にあって、デジタルデータの配布制限という、DRMとかが関わってくるような、つまり余分に管理コストがかかるような仕組みは採用しづらい、というのが上記の通り、前提としてあるので、コピーを制御することなくデメリットを減らし、メリットを得るためにはどうすればいいのか、という点からの投資システムの考案でした。

むしろ、どんな入手経路であろうとも、著作者に対して利益が還元できる仕組みを考えている、と思ってください。WebからダウンロードだろうがP2Pでダウンロードだろうが友人からデータをもらっただろうが、明快な投資窓口(利益還元窓口)を用意して、「ユーザの自意識によって」「正当な権利者に」利益を還元する、という構造です。
利益還元のための中間業者がなにやってんだかわかんないような某管理団体ではなく(これはただの偏見ですが)、還元プロセスの透明性を上げて、「あなたが支払った金銭はきちんと権利者に還元されてます」というのが明確になるシステムを考えているわけです。
なので、電子透かしやその他のコピーを制限するための技術というのは、最初から度外視していて、「ユーザがきちんと権利者に利益を還元することがよりユーザの利益になる」ことを明確にかつ明快にしていきたい、という考えです。
もちろんただの理想論ですよ。ただ、現実の着地点を考えるのはそもそも論旨にはないので。