自己実現理論、再び

最近読んだ本で、マズロー自己実現理論の話が出てたんですけども、そこではこんな取り上げ方してました。だいぶ意訳です。
マズロー自己実現理論なあ。あれ、うまくいった人の事例、"成功した現在"から"そこに至る過去"として"自己実現の階梯"を導き出してるもんだから、ただの牽強付会になってんよなあ。そもそもさ、誰が理想通りに成功した未来の自分になれてるんだ? そりゃあ過去の偉人とか見りゃ、偉人になるために必要な過去があったりするけどさ。努力が絶対報いられるとか、そういう前提がなきゃそんなもん無意味じゃねえの? でも笑えることに、努力って報われることになってんだよな」
後半はだいぶ、私の感想になってますけども、それはさておき。
理想が高すぎると挫折するし、成功するプロセスなんて個人の問題に還元できないし、ちょっと方向性変えたほうがいんじゃねー? というようなことを思ったのです。

自己実現理論 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96