『少女幻葬』

http://trpg.giza10.net/angear/replay/03_another/16_illusionfuneral/


先週末は、久しぶりに正史セッションに参加するつもりでしたが、なんか参加者が溢れ気味かつやりたそーな人がいたので、正史セッションはあえて降りて別卓を立てたのでした。


シナリオの準備がまったくできていなかった(ストーリーと今回予告とハンドアウトだけ書き出してた)ので、どうなるかなー、と思ったんですが、最終的にはうまいこと回ったようです。
ストーリー展開として、「瑞穂中学に転入してきた美少女と仲良くなる友情物語」です。このまとめは意訳のはずなのにかなり的確すぎてたまに困る。


PC1:藤堂奈緒
クラス:ギアドライバー/フェンサー
PL:F素
男殺しと名高いギアドライバー。その効果は天然だからこそ発揮されるのではなかろうか、と日曜日のキャラチャを見てちょっと思った。男殺しの効果についてですが。
今回は男はほぼ出てこなかったで、ふつーにまともな学園青春戦争展開だったように思います。女同士の友情。ラヴ。


PC2:リア・アート
クラス:ギアドライバー/シューター
PL:WaSa
いろいろ変態属性が付加された模様。レズっけを出してね! と要求したら本当にちょっと出てたのでびっくり。どこまでがネタだったんだろう?
相変わらずPC2な立ち位置のうまさが際立ってましたが、それはそもそも2PCセッションだったからなんだろうかとふと思った。


GMは私。
ともかく、準備もなく、イメージだけで展開していたわけですが。
メインNPCとの対話がことのほか前向き方向というかラブラブ方向というか友情に熱い展開だったので、ラストのオチは変えてしまいました。
こんなことしてるからNPCがよく生き残るんだとも思いますが、そういうハッピーエンドなのも、ま、よかろうと開き直ってきております。


初めての2PCセッションだったわけですが、非常に卓が回し易かったです。やはり全体を把握するために必要な労力の差なのだろうか。その分の労力をGMシーンに回したので、PL的には状況を把握しやすかったんじゃないかなあと思います。
ただし、人数が少ない分、フォローが難しく、どちらか1人が致命的な行動を取った場合、そのまま崩壊する可能性もあるので、この辺は問題点というか、弱点だなあとも思いました。
他、シナリオネタの一発要素がより顕著になる傾向があるようです。シナリオ全体の情報量を減らし、要点を日常演出に紛れ込ませると、そういう傾向になるようですが、マスタリングとしてはなかなか面白いというか、腕の見せ所な部分もありました。
一番のネタバレはNPCの名前というのがオチといえばオチなのかもしれませんが。


しかしPLやりたいと騒いでいたのはどこのバカかと小一時間自分を問い質したい今日この頃。