今回予告突っ込み

TO:老師


39日目 - ravilの気の向くままに


まず、セリフはもうちょっと削ったほうがすっきりします。あって一つ、多くても二つに絞ったほうがいいです。セリフの内容で展開がばればれ、あるいは固定的すぎる印象になるので、この場合、「GMが気に入ってるNPCを出したいだけなんじゃないの?」というような穿った先入観が入ります。キャラクター紹介に終始していて、バックエンド*1のストーリーが見えないから尚更です。
個人的な好みで修正を入れるなら、T-Xの挨拶以外はいらないと思います。


あと、大段落で言うと三番目、「……ああ、えっと……ただいま。」で始まる部分はずっぱり切ったほうがいいです。全体的な流れからして(シナリオプロットからすれば必然かもしれませんが)、T-Xが過去を思い出す、そういったシーンでの発言だと思いますけど、これが確定的であることがはっきりしすぎてしまうと、吟遊詩人傾向が強まるからです。
実際の展開がそうなる、あるいはシナリオでそうなっている、のは問題ないと思いますが、それを最初から(今回予告の段階から)PLに押し付ける展開というのは、PLの選択肢が減ってしまうので、あまり好ましくないです。*2
見かけ上でも、PLの選択肢は多くしておいたほうが、不満は出ません。
それに合わせて、その次の大段落の内容も変更する必要が出てきます。


総じて、曖昧さが足りません。雰囲気を盛り上げる方法の好みの問題で、私は曖昧にして雰囲気だけを盛り上げるのが好き、なだけですけども。
なので修正するしない、する必要があるないについては、別に気にしなくていいと思います。私ならこうする、というだけです。


後は細かい文法ですが、http://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/cstory/write11.htmlここを参考にして語尾等修正したほうがいいかなと思います。
小説じゃないから適当でもいいと思いますけども、見た目的には読み物なので、小説準拠のほうが見やすいし混乱も少ないと思います。

*1:バックボーンのほうが用語的に正しいなあ

*2:「PLはT-Xに記憶を思い出させなきゃいけない」「でも具体的な方法はPLにはわからない」という枷になる可能性もあります