雑感

エンゼルギアをやって思ったことの一つに、「あ、ルールってこういうのもアリなんだ」というのがあります。
それまではGURPSを中心にやってたので、「どんな判定にも対応できる汎用的な能力と技能がシステムの中心」というイメージが根強かったんですが、ある程度の割り切りを持てば、そこまでかっちりしてなくてもアバウトに判定できるし処理できるということがわかったというのは、実際大きな意味を持ってると思います。
そういうのは結局世界観の問題で、「エンゼルギアGURPSに移植する」とかいう話を聞いたら、「あんた正気?」と思うでしょうけど、でもアプローチとして、「ガチなミリタリ」をやろうとしたなら、そういう部分を特化して「エンゼルギアGURPSに移植する」というのはアリだと思うわけです。


システムなんてのはやりたいことと実現できることのバランスが取れてればいーわけで、やりたいことが明確になってれば、そう問題になることはないんじゃないかなと思ったわけです。
まーそーゆーのもあってオリジナルなTRPGをやりたいなあと考えてるんですけども。
妖魔夜行サイバーパンクな世界を混ぜて2段階のスタート方法があるシステムを構築できるかなあ、とかいうものを妄想中。
落ち着くところはファンタジー。うーむ。


そして気付いたことが一つ。
私がやりたいことの大半はファンタジーで括れるけれど、私の言うファンタジーは「剣と魔法」では括れないということ。
かっこつけて言うのなら、「希求する物語」のことをファンタジーと勝手に呼んでいる。
誰が、なにを、と考える必要はない。誰かが、あるいは誰でもない誰かが、何かを、なにものでもない何かを、ただ、希求している。それを実現する機構、枠組み、姿勢、意志、それらの総称をしてファンタジーと呼んでいるわけです。