内輪指向化する楽しみのベクトル

ただの雑感なんですが、「主観的に」楽しいセッションは、大半が身内ネタ盛り沢山のキャラクター特化型のシナリオになると思います。
「客観的に」楽しいセッションは、身内ネタが除外され、既出情報の範囲で展開するシナリオになると思います。
「リプレイを公開する」「シナリオのテストプレイを行う」等の目的がない限りは前者で遊ぶのが当たり前なわけですが、現在の原罪のサークル活動では、「リプレイの公開が半ば義務」みたいなところがあるので、どうにも内輪ネタに走りきれてないような気がします。
割り切りの問題といえばそれまでのことなんですが、そうして担保されている客観性が、公平性の最後の一線を支えているような気もするので、なかなかに難しいところだなあ、と思ったり。
「あとで他の人に見られる」(内部・外部問わず)と考えると、自分のロールに他人を巻き込んで、出番を食い尽くすみたいなことは起き辛いのかなあ、と思いますが、自分はあんまそーでもないなあ、とも思ったり。これは技量的な部分も入ってきてしまいますが。
「リプレイを公開することの功罪」を考えてみるのも、ちょっと面白いかもしれません。