みんななんていない

「普通の人」とか「一般的な人」みたいな幻想なわけで。
空気読めない人は、「自分のことしか見えてない人」か、「"みんな"という仮想人格を相手にしている人」か、どっちかじゃないかなあ、なんて思ったわけです。
そんなんで「場の空気」なんか読めるわけがないと。
なので、空気を読むレッスンとしては、「特定の個人に対象をしぼってマスタリングさせる」とかいうのが一番いいんじゃないかな、と昨日ふと思い立ったわけです。
ただし一回や二回で空気読めるようになるわけがないので、根気強く付き合ってくれる相手を選ばないといけませんけども。
うちのサークルだと、私か魔王がこういうの得意ですが、魔王はあんまり助言してくれないのであんまりお勧めできません。助言する時も直球のみだし。あれ、でも直球のみの助言は自分もか。
たぶん空気が読めないというのは他人との距離の測り方がなんか変な場合に起こることだと思うので、読むべき空気、測るべき距離をある程度限定したところから初めて、徐々に対象を広げてけばいんじゃないかなあ。なんて。


なんでこんなこと思ったかというと、うちのサークルのあるセッションログを見て、「これは誰も相手にしていないマスタリングだなあ」なんて思ったからです。PL/PCすら相手にせずにマスタリングしてるな、と。
そりゃあ……ダメですよね。
原因はある程度わかってて、「誰にも肩入れしない公平なマスタリング」をするのであれば、「誰からも距離を取る必要がある」わけです。ただまあ、それが行き過ぎると、「誰かが近づいてきたら突き放すマスタリング」になっていくわけで。
空気が読めないというのは、空気が読めない距離まで遠ざかってるからじゃないだろうか、という推測。