単価

例えばの話ですけども。
「リプレイは1話100円です」
ってした場合、市販されてる商業リプレイって一冊3話から4話ぐらいかと思うんですけども、著作者に入る利益って、1話単価で見ると、100円はないと思います。


いま適当にこちら(きまぐれTRPGニュース - trpgnewsグループ)見て、一番上にあったリプレイ(因果の鏡−ダブルクロス・リプレイ・アライブ 3 (富士見ドラゴンブック) - はてなキーワード)を見たら、大体700円ですね。何話入ってるかはわかりませんけど、3話だとしても、買い手のコストは1話あたり230円ぐらい。これが100円になれば130円お得。売り手の場合は……どんなもんなんですかね。よくわかりませんけども、5割が利益になるとして、115円。これは商業的にやれてる人の場合で……あれ、同人になると、1話単価が、買い手も売り手も上がるような気がするな……
まあそういうのは置いておいて(逃げた)、1話100円なら、買いやすいんじゃないかなあ、なんて思うわけです。しかも、買い手にしてみれば、「面白かったリプレイに、後からお金を払う」ことが出来るわけですし。売り手にしても、マージンは(多少ないとショップ運営ができないけど)あんまりさっぴかれることはないと思うわけです。
1万人がリプレイを1話買うと、数字だけで見れば、100万円なんですよね。しかも別に100円である必要はなくて、とても面白いと思った人は、1話に200円でも300円でも払っていいわけです。


そういうことやると、既存の販売システムを抑えてる出版社とか印刷所とかに睨まれるだろうなー、なんてのもあるので、やっぱり同人向きなのかなとか思いますけども。