昨日の単価の続き

鵜呑みにするのは危険にしても。

印税 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E7%A8%8E

昨日は印税という単語を度忘れして検索できませんでしたが(鳥頭)、大体、本の値段の1割ぐらいが印税として著作者の収入になるようです。もちろん商業ベースの場合で、同人ベースの場合はあってないようなもんですね。そもそも元が取れるかどうか、という部数を発行してるパターンが多いと思いますし。(少なくともうちのサークルはそんな感じ)
で、1冊700円の本に、3話リプレイが収録されている場合、1割の70円÷3=23円が1話あたりの著作者の収入です。これが1話100円で売れるようになれば、77円もお得、と。
同人云々はともかく、TRPG市場、として見た場合、まあユーザは1万人はいてもおかしくないかなと思ってます。別に根拠となるデータはないですけども。
で、通常であればサークルの通販か、あるいは同人ショップへの委託(見たことないけど)か、ぐらいしか入手経路がないわけですけども、インターネットでダウンロード販売となれば、割と気軽に使えるような時代になってきたと思います。若干のデジタルディバイド問題は残りますけども。
ルールブックの場合、印税配分がどうなるかよくわかりませんが、どちらにしろ中間業者が少なくなる分、安くしても利益が出るのは間違いないでしょう。後払い方式に、提供者も利用者も慣れるまでは紆余曲折があるでしょうけども、新しい商売なんてそんなもんです。


ただしそこまで露骨な利益が見込める(ようになった)場合、例えばFEARだとかSNEだかがルールブックを販売しているもののリプレイを取り扱おうとした場合、版権問題が出てきそうだったりするので、その辺をうまく解決していかなきゃダメなんだろうなあ、なんて取らぬ狸の皮算用


スケールの小さい話をすると、100人が100円払ってくれれば、1万円です。リプレイ1話分の報酬として考えれば、私としては十分じゃないかなあ、なんて思いますけども。
同じようにシナリオ販売とかも出来るでしょうし。同人誌を作ろうとすると、どうしてもページ数を増やして、収録数を増やすことによってお得感を出しつつ、価格を抑える、という戦略になりますけども、ダウンロード販売の場合、細かな販売が出来るわけで、ぶっちゃけ1話だけ見て気に入らなきゃ続きを買わないとか、買う側の選択肢が増えるので、十分にメリットがあるんじゃないかな、なんて思ってます。