かみはばらばらになった

実は元ネタのゲーム自体はやったことはあるけどクリアしたことはありません。
それはともかく。


TRPGのシステムに対して一度積み上げたイメージを崩すというのはとても大変だ、ということをいまさら思い出したのです。
いまのサークルの環境でエンゼルギアを遊んでるけれど、「ローカルなルール」はあんまりなくても、「ローカルな進行」はいくらでもあって、まあそれは手間を減らすための様式化でもあって、オンラインでセッションしようとするとそういうところで工夫して「いかに手間のかかる部分を減らすか」をやらないと半日かけてもセッション終わらないとかになるので、必然ではあるのです。
しかしまあ、そういうのは新参者に対する参入障壁にもなるわけで。


そういう部分をフォローしようとすると、最初からオンラインを意識した作りになると思うんですが、逆説的に考えて、オンラインを意識して進行を短時間化するようなシステムレベルでのギミックを搭載した場合、オフラインでの進行に悪影響があるんだろうか? とかが気になったりならなかったり。
極端な話、いまのうちのサークルでのエンゼルギアの遊び方は、時間がかかったり冗長になりがちだったりする部分を削ぎ落としているわけです。ぶっちゃけて言えば、戦闘とかは適当です。距離とか敵の数とか対決処理とか。
追記して注記しておきますが、エンゼルギア自体、ロゴスによるダイスブーストのお陰で数値にシビアになっても白ける構造を持ってるというのもあります。どうせ白けるなら軽く扱っちゃえ、という視点も私にはあります。ロールの結果、パトスが蓄積されるため、「パトスの蓄積=ロールに対する評価」としてのみ捉えて、それを活用する部分は(真面目に活用しちゃうとアホらしくなるので)おざなりにしています。
でも、面白く遊ぶことはできるわけです。もちろん、制限付のおもしろさというか、おもしろさの種類には制限がありますけども、そういうのは今度はチャットならチャットのシステムレベルでフォローしなきゃどーにもならないので、基本的には切り捨てたり割り切ったりするしかない部分です。


なにが言いたいかというと、オンラインでセッションするのは、オフラインで遊んだ後にするべきで、それなりにオフラインで経験積んでるか、あるいはMMOでもなんでもいいけどオンライン文化そのものに慣れて適性を持ってからじゃないと、行動様式の理解がおっつかないだろう、ということです。
総じてめんどくさいんですよ、オンラインてやつは。