ネタ:訓練されたTRPG者

Wikipedia の成長は終盤に入っている - スラッシュドット・ジャパン
http://slashdot.jp/it/09/08/17/0014215.shtml

「食料が底を突きはじめると食料を巡って競争が発生し、人口増加の減速が起きる。そしてより適応した、より強い人々が力を持つようになる」

TRPG人口の増加の減速がすでに発生していて、残っているのは経験者という名の訓練されたTRPG者で、そうした人たちがより強い力を持ち始めている。
なんて状況だったらちょっとイヤン。と妄想した。
リプレイ読者がラノベ読者層と重複している、というような話をどっかで見ましたが、つまりリプレイですら読み物でしかないのであれば、それはなんかもう、そういう状況なんじゃねえの? と素人直感は思ったり思わなかったりです。


関連して。

ウォルマートの“見えない”強さ:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090811/202305/?P=3

市場が成熟すると、製品力による差異化は難しくなる。粗利益率が下がり、プレーヤーの淘汰が進む。注文充足とコスト競争力を支えるロジスティクスの重要性が増す。

プレーヤー(販売側)の淘汰にまで至っているかどうかはともかく、粗利益率の低下、は、ルールブックの文庫化等ですでに発生しているのではないか、という気がします。
独自の販路を持つFEARと(私の知る限りでは)そうではないSNEの差が出てくる可能性が高い、ということですかね。
ここらでルールブックの電子化で粗利益率を上げる新しい会社とか、出ないかなあ、なんて思うんですけどね。おそらく既存のメーカーは、いままでの出版業界との繋がりを容易にいは断ち切れないだろうし、財務的にもそれに依存する形になっていると想定されるので。
ま、言うぐらいなら自分でやれよ、って話ではあるんですが。


余談ですが、アンケートとか取ってみたいところですな。項目としては、ユーザ環境と消費傾向、客単価傾向あたりがわかるような内容で。
統計の勉強、やり直すか……って言っても、いまの仕事やめてプレーヤーとして参入する気はさらさらないんで、実施するとも思えませんが。
やるとしたら、オンラインセッションに重点を置いた形で、かなあ。テキストベースではなくボイスチャットもサポートしないとダメなんでしょうねえ、その場合。さすがにそこまでの技術はありませんが。