『悪夢の輪舞曲』〜メビウス・ロンド〜


http://trpg.giza10.net/angear/replay/03_another/18_mobiusrondo/


GMは主催、私はPL参加。
一ヶ月ぶりのPL参加だったので、できるんだろうかというレベルで心配になってましたが、思ったより普通にできたのと、前よりも全体を見渡せるようになった気がしたので、GM経験はPL技術においても役に立ってるなあ、とか感じたり。
シナリオの要約は「ゆらはとくらはがさあ大変」です。


PC1:リア・アート
クラス:ギアドライバー/シューター
PL:WaSa
なんとなく、流される系主人公? と、思わないでもなかったです。状況把握的には……後手後手だったんじゃないかなと。
その中でも前向きに頑張ってたので、それがPC1らしさを出していたと思います。


PC2:篠宮秋
クラス:ギアドライバー/シューター
PL:私
PC2にしてはでしゃばりすぎた感もあり。
PC1の求めるストーリーの方向性にケチつけるのは、PC2の立場的に好みではないので、遠まわしな誘導をはかったり、タイミングごとでのシナリオの方向性、状況から推測される裏情報等、ぽろぽろ零していたつもりでしたが、遠まわしすぎた部分もあった模様。難しい。
作成してから八ヶ月、PCとしては初使用*1できたので、まあ満足です。


PC3:柊理奈
クラス:指揮官
PL:観月
保守派指揮官。陰謀フラグを回避しまくり。
あまりにも裏情報を引かなかったので、動きようもなかったような。保守派PCであればそうなって当然ではあるんですけども。


PC4:衣緒
クラス:完全機械化兵
PL:F素
男性型*2完全機械化兵。僕っ子。
シナリオの扱い的に不遇な子。PC4はそういうものだといえば易いけども、キャラ特性との相乗効果で本当に出番が……
頑張って秋で飼い主フラグを立てようとしたけれど玉砕。まあ、それは秋のキャラではないのでいいのですが。


シナリオ全体を通して、GMの誘導がやや強引な面も見えたり。というのはたぶん、私がシナリオの随所で陰謀阻止フラグを張ったのをあんまり勘案されずに(そのように見える形で)展開してたからそう見えたんでしょう。たぶん。
PC1のPLが置いてきぼりの感が強く、PC4はやれることがなく、PC3が情報を引き出さず、PC2はでしゃばりすぎ、というような、噛み合ってないセッションだったように思います。
いいか悪いかで言えば、悪いセッションだったと思います。情報の引き出させ方、あるいは押し付け方はもうちょっと工夫が出来ただろうし、肝心の部分をぼかそうとするのは、序盤はともかく、そのまま中盤、終盤と流れていったので、たぶん全体像が描けたPLは少なかったんじゃないでしょうか。
その端的な表れが出撃シーンでのやりとりに繋がったと思います。本来あそこで、PC1とPC2は反発、PC3はまとめ役、ぐらいの立ち位置がパターンとしては一番多いと思いますが、どうにもそうならなかった。まあ、これはPC3の動きも絡んでくる話ですが。PC2がでしゃばる道理がないのも同様として。
そしてどのシーンでもPC4が背景になっていた、というのは、反省会でも出てた話ですけども、「PC4なんだから自分から絡んでいかないとね!」というのは、あまりにもGMの都合すぎやしないかなあと。
というのは、GMという立場から、言っていいことではないんじゃないか、という意味です。なにしろシナリオを掌握してるのはGMだけですから、その立場から「ああすればよかったんだよ!」と言うのはナンセンスだと思うからです。
まあ言葉を額面通りに受け取っても詮無いので、別にそれがどうこうとは思わないんですけども。それでも、それを言われたPLはショックだと思います。


関連情報
うわ - 21世紀の精神分裂病患者のカルテ

*1:NPCとかキャラチャでは使ってますが

*2:ちゅうか男の子