『名も知らぬあなたの名を』


http://trpg.giza10.net/angear/replay/03_another/21_yourname/


PC1であるところの希凪和音用のシナリオとして、ずっと前から言っていた*1のを、やっとプレイです。
熟成した分、よいシナリオに、というわけでもなく。というよりは、熟成ではなくほってただけなので、よいシナリオになるわけがないのですが。
それでもプレイしてみれば、当初考えていたよりもよいセッションになりました。これはPLの技量もあると思いますが、なんとなくこう、機が熟したのだろうか、と思ったり思わなかったり。
今回の要約は「リーゼかわいいよリーゼ」すでに説明する気がありません。


PC1:希凪和音
クラス:ギアドライバー/シューター
PL:こっくり
二枚目を目指すギアドライバー。そして本当に二枚目だった驚愕の落ち。
それ以前に、和音は他のギアドライバー(一矢とか浅斗)と一風も二風も変わった味があるので、地味ーに行動が想定できないキャラなのですが、よい意味で想像を裏切られた形になりました。
素晴らしく熱かったです。やっぱりこういうPC1が私は好きです。


PC2:ウルス・ハリ
クラス:指揮官
PL:hilt
地味にキャラ把握がまったくできてなかったので、どーなのかなーと思ってたんですが、蓋を開けてみれば存外に黒くまた指揮官的なポジショニングでした。
しかしシナリオの都合のせいで巻き込まれるまま流されてしまったのが心残りなところ。もうちょっとシナリオ的な余裕を持たせてれば違ったんでしょうけども……難しい。
あんまり変態じゃなかったということを特筆しておく。


前述した通り、以前から和音用のシナリオとして暖めていたもの。境遇としての孤児とマッチングするシナリオが思いついたので、そのままの勢いで構成したもの。
2PCセッションはシナリオネタが思いついた直後にやることが多く、またそのネタのみでやるため、時間が経てば経つほどイメージが風化し、不安が出てくるんですが、始めてみるとそんな心配が杞憂だったと思えるよいセッションになりました。
なんというか、GM的には、このシナリオでのハッピーエンドは九割ないだろう、と思っていたところに、あれよあれよとハッピーエンドフラグが立ち、気がつけばハッピーエンドになっていたという。
クライマックスのシーン3での活躍がすべて、というわけではなく、私は当然の如く、ミドルシーンでの2人の交流をきちんと観察し、ロールしてました。和音があれでもう少しでもリーゼとの間に信頼を築けていなかったなら、当初の予想通りのエンディングに進んだと思います。
そういう意味では、予想を裏切られたよいセッションでした。
後日談がエグいのはまた別の話。


関連情報
http://d.hatena.ne.jp/kokkuri/20050926#1127735573


参考情報
「名も知らぬあなたの名を」 - TRPG履歴
「名も知らぬあなたの名を」(2) - TRPG履歴
「名も知らぬあなたの名を」(3) - TRPG履歴

*1:ネタの初出は7月20日