『偏りのない確率論』

GMは私。PLはid:kokkuriとひるとんとid:stelsの人。
ストーリー要約は「変態復活」じゃなくて「悪人との邂逅編」です。ぶっちゃけ導入部分。導入部分をやるために3,4個セッションしてますが、細かいことは気にしない。


PC1:希凪和音
クラス:ギアドライバー
PL:こっくり
始終巻き込まれ型、というよりはカグヤバカ? な一面で心配したり突進したり。
動機付けは簡単といえば簡単だけど、ワンパターンになっても面白くないので、次回あたりからはちょっと方向性を変えて動機付けしていきたいと思います。


PC2:経堂一矢
クラス:ギアドライバー
PL:ひるとん
心の中ではいつも「かずや」で呼んでます。変換も。「いちや」って呼びづらい。慣れの問題か?
ミシェルが関わると人が変わる。変わりすぎる。動機付けに利用させてもらってはいるけれど、なんというか、これもワンパターンになりつつあるので、ちょっと考えます。


PC3:柚月アリス
クラス:ギアドライバー
PL:¥30
動機付け自体が存在しなかった人。と、いうわけでもないんですが、時間の都合上、動機付けシーンばかりやってるわけにもいかないので、結果的に薄くなってしまった人。
あんまり動機付けしてなくても動けるという特性が仇になったといえば仇になったのかもしれず。実は次回以降への伏線として参加してもらった要素が強い。


私がGMのときに和音や一矢が登場すると、キャンペーン展開になりつつある状況ですが、実はまだ導入だったりします。
「悪役が欲しい」とずっと思っていたんですが、そこで今回登場した「"合衆国からの亡命者"カタリナ・ブラヴァッキー」が便利悪人として今後活躍してくれることになります。ヴィー様を悪役にするのは私的には救いがなさすぎてごめんこうむりたい。


関連リンク
Broken Days『偏りのない確率論』 - エンゼルギア -原罪証明書- 楽屋裏


以下、ネタバラシ。



今回のギミックは「単座のシュネルギア」と「新人ギアドライバー」と「クローン技術」と「ヴリル」です。


「単座のシュネルギア」については、カタリナ技術中尉が亡命の材料として持ち込んだもの、となっていますが、実際には天使化した(しかけた)黒い天使核持ちの体をベースに構成された、黒核内包型シュネルギアになります。なので実際には黒核は2個積んでるわけで、従来のシュネルギアとそう変わりません。天使化による暴走を抑える装置があるので運用可能になってますが、その辺はカタリナの独自技術、ということになってます。


「新人ギアドライバー」は、天然の黒い天使核持ちではなく、移植手術によって黒い天使核を得た実験体です。黒い天使核の提供者は西島巴というナビゲーター。瑞穂基地所属のギアドライバー、生島夕貴も黒い天使核移植実験の実験体でしたが、そのナビゲーターを務めていました。余談ですが、生島夕貴の黒い天使核は、現在藤堂奈緒少尉に引き継がれています。
この新人ギアドライバーは、「単座のシュネルギア」の素体となった黒い天使核持ちと血縁関係であり、双子でしたが、黒い天使核は素体となった者にしか現れなかった、というバックグラウンドがあります。


「クローン技術」は、完全機械化兵でも使用されている技術ですが、合衆国側もこの技術を保有しており、よりにもよってあの「ノーマン・ベイカー」をクローンで量産している(量産してるなんて言った覚えはないんですが)ため、今回の実行犯はノーマン・ベイカーと相成りました。
クローンなんで培養条件によっては別に太ったりしないと思うんですが、「痩せてます」って言ったら「それはもう別人だ!」と言われまくりました。だって太っちょな悪役って好きじゃないんだもの!(促成培養されたので新陳代謝に問題があり、長くは生きられない、とかの説明付けも可能ですが、でも太ってないとダメなイメージはわかります)
ちなみにこの技術自体は、今後の展開への伏線でもあります。


「ヴリル」は、まあヴリルなんで、ヴリルなんですけども。私はこういう「秘密結社」が大好きなので、内部派閥もいくつか設定を作って遊んでますが、以前の『天使の二挺拳銃』で出てきたヒルダは、今回登場したカタリナとは別派になるので、直接的にはあんまり関係なかったりはするんですが、大筋ではその二派を中心にストーリーを構築していくことになります。


今後の理解を助けるためにネタバラシしてますが、これはセッションに参加していないけど関連のあるPCのPL(奈緒たんのF氏とか)に対する説明も含みます。
また、「そういう設定あるなら、こういうのどう?」とかいう提案を受け付けるためにも、バックグラウンド情報を出してます。具体的には「一矢でこういうことやりたい」とか、「和音にこういうネタをふっかけたい」とか、PL側からシナリオネタを提供してもらうためです。
そして、これらの情報を使って、別のGMがシナリオを作成するための補助的役割も狙っています。
セッションやっただけ、だと情報共有が難しく、「実はこんな設定が」とかは後付けっぽくて好きじゃない部分はありますが、「原罪証明書の全体としての整合性」を確保するためには、独自設定部分はオープンにしていく必要があると思うので、私は出していくことにします。ここならとりあえず誰でも参照できるし。


ご意見ご感想ネタの便乗、大歓迎です。「このネタ使いたいんだけどなんか他に考えてる設定ある?」という問い合わせも受付中です。
出し惜しみしたがる癖があるんですが、それはやめて、サークル全体の活性化のために、またエンゼルギア全体の活性化のために、ネタだししていこうと思います。
単純に自分で思いついたネタを自分だけでは昇華できない、とかいう事情もありますが。