シナリオネタ

『復讐の凱歌』
メインNPCは重蔵の元同僚で、とても家族思いだった人。
戦争のごにゃごにゃで家族を失い、その原因となった軍に復讐を誓いながらも、すでに身の置き場が戦場以外になくなっていたため、そのまま軍籍にあるという矛盾を抱えている。
自分の居場所が戦場にしかないのなら、なにもかも戦争で購ってやろうと心に決めた、復讐鬼。
相棒(部下)として、15歳の少年を連れている。実の息子も、生きていればそのぐらいの年だったせいか、ぶっきらぼうだがとても大切にしている。反面、時折酷く冷淡に扱うことがあるのは、自分の息子が生きていれば……と考えてしまうため。周囲からは子供嫌いとして認識されている。
基本的にはとてもいい人。軍にも忠実だった。
しかし、いい人すぎて、軍に忠実すぎて、家族を失った時、うまく憎しみを抱くことが出来なかった。軍を否定することが出来なかったがために、クーデターなんてものに飛びつくことになった、どこまでも不遇な人。
一回の登場で死んだりしないで、戦場で何度か重蔵とやりあってから撃墜されて欲しいなあ、と夢見たりする。