殺伐不足

IRCで「殺伐が足りないんだよ殺伐が!!」って言ったら「なんでそんな殺伐したがるのさ!」と反論されました。
反論もごもっとも。ぬるい展開のほうが(大団円という意味で)後味がいいのもごもっとも。
私は本来、そういう「ご都合主義的結末」が大好きです。プロット無視してそうしちゃうこともよくあります。
でも待てよ、と。
常に年がら年中ご都合主義が展開した場合、ご都合主義の最たるもの……「そうならないはずなのに強引にそうなっちゃう」という前提が崩れるのではないだろうか? と思ったわけです。
エンゼルギアはいちおう、戦争を題材としたTRPG。ならば根本が殺伐であるべきで、そこでぬるい青春物語ばかりやっても、得られるものは無限増殖するNPC……ってまあそれはいいとして。
メリハリを意識するのであれば、やはり救いのない殺伐とした展開もありなのではないか、と思うわけです。
優れた技量を持つGMが、優れたシナリオを構築した場合、殺伐としていても大団円、なんてこともできるかもしれませんが、それは高望みというものでしょう。なかなかそうはいきません。
そんなわけで、殺伐シナリオがやりたいんですが、非常に残念なことに、やる時間がまったくありません。
とりあえず彼岸花やろうよ彼岸花


ちなみに、「そうならないはずなのに強引にそうなっちゃう」というご都合主義の前提は、別に守られなくても問題ありません。