『私の知らないあなたの笑顔』

GMは私。PLはひるとん、id:stelsid:tomato-illの三方。
内容は「完全機械化兵っぽい完全機械化兵推参」です。
最近のグダグダを象徴する展開に。


PC1:白金平ラビ
クラス:ギアドライバー
PL:ひるとん
名前あってたっけ?
新型完機と絡んだやら絡まなかったやら。噛み合わなかったけれど、噛み合わなかったところの消化にいまいち失敗したのかしら、という印象。
噛み合わないのが問題なのではなく、噛み合わないときにどうするかがPL技術、みたいなところがあると思うんですが、考えすぎてもいい答えは出ないかもしれないと思いました。
煮詰まって終わってしまう。


PC2:斑鳩みもり
クラス:ギアドライバー
PL:¥30
意見を譲らないのではなく他の考えを持てないだけなんじゃないだろうかといま思った。
正直、バカだけど、面白みに欠ける。修行してきてください。


PC3:カミラ・ドゥンケル
クラス:情報将校
PL:ill
名前あってたっけ?
羽村と絡んだり絡まなかったり、噛み合わなかったり噛み合わなかったり。あれ? 今回、誰一人かみ合ってない?
突き抜けてはいるんだけど、ポジショニングが甘いというか、テンションの発露ポイントに難があるというか。
それなりにシーンに出ていたけれど、出ていただけなシーンが少なくなかったという印象も。


全体的には、「新型の完機、しかも第十世代、でも第十世代だからって黒核持ちって限定はないよね? 淘汰、自然競争、あったほうが普通だよね?」ということで、黒核を持たず単純な「性能向上のための」第十世代型完全機械化兵、菊花の登場となりました。
菊花の製造方法は作中で説明した通り「複数の菊花を製造し、それぞれに技能を修得させ、これを集約して一個の完機にする」ことで、複数の戦闘系技能がレベル5な完全機械化兵を作ろうというプロジェクトです。菊花はその試作機になります。
完全機械化兵のメリットは、クローニングによる複製です。一つ成功すれば、(コストの許す限り)有象無象に製造可能です。
なので、「完全な戦闘能力を持つ」マスターが作成できれば、「同じ性能を持つ」スレイブを作ることは難しくないわけです。
今回、プラスアルファ要素として遺伝子操作とかも加えてますが、それはあくまでもおまけ、「兵器を長持ちさせるための方法論の一つ」でしかありません。


加えて、第九世代完全機械化兵、桜花シリーズの技能を継承している、とありますが、遺伝子レベルで改良されている菊花は、桜花シリーズと素体の共通性がないので、個々の桜花シリーズの技能を、前述した「複数の菊花」に移植し、「体に馴染ませ」てから統合する、という方式になり、正直無駄なコストもかかっていたりする。
「経験技術の移植」の段階で桜花シリーズの記憶もいくらか混ざっているため、菊花シリーズはメンタル的に複雑すぎる構造になってしまったため、実際問題、思考解析等が困難すぎるというデメリットが出てきている。
なので「強いけど不安定」という困った性能の菊花は、瑞穂基地に配属されました、と。


しかし「経験技術の移植」とかそれ以前に「脳クローン」とか、概念が存在すれば科学的じゃなくてもいいや的な技術が量産されまくってますな。
ご都合主義とも言いますが。