『落日悲歌』

今回予告

 その日は、君の誕生日だった。
 周囲の人間はどことなくよそよそしく、自分はやっぱり嫌われているんだろう。
 
 誕生日だというのに出撃があった。昼前には決着し、自室に戻る。
 いつの間にかまどろみ、目覚めた時、机の上に小さな箱が置かれていた。
 
 差出人の名前は『遠矢亜梨花』となっていた。
 箱の中には、謎々と一緒に「3たお」と謎の文字が記された紙切れが。
 
 瑞穂市を巡る小さな冒険。
 そこにもあそこにも、彼女との思い出が詰まっていた。
 
 エンゼルギア天使大戦TRPG
 AnotherDays 『落日悲歌』
 
 小さな小さな贈り物。
 せめて、夢でなければよかったのに。