シナリオ

タイトルネタ

『たわいないあなたへ』〜Dr.StrengeLove〜 『無価値の価値』〜Landmark Tower〜 『スタンドプレイ』〜Grand Finale〜

『世界の果ての真ん中で』

今回予告 裏切りなんてとんでもない。 そうすることが必要だからそうしただけさ。 幼い頃から一緒に育った許婚。 両親が望むまでもなく、将来を誓い合った二人の関係。 たった一つの出来事が、二人の仲を引き裂いた。 彼がそうしたかったわけではない。それ…

『Romanesque Underdog(後編)』

今回予告 誰がどう思ったってかまいやしない。 俺は俺のやりたいようにやる。 彼が彼女を救いたかったのは、哀れな彼女を哀れんだのか、ただ彼女を欲していたからなのか。 彼はやりすぎた。はっきりしているのはそれだけだ。 大事なものを守るために、大事な…

『Romanesque Underdog(前編)』

今回予告 そんなに沢山のものが欲しいと思ったわけじゃない。 たまたま俺が欲しいと思ったものがあいつと同じだっただけさ。 下流層というのは、どこの国にも存在しているものだ。 ヤシマ・統一帝国に対して圧倒的優位を確保してからの合衆国にしても、その…

『生存証明』

ヤシマ・統一帝国の合同研究所から脱走した研究者がいた。 彼は合衆国に亡命し、自らの有用性を証明しようとした。 神秘と魔術の国と称されるヤシマ。 統一帝国の持つ西洋科学主義と、ヤシマの持つ東洋神秘主義が融合した時、奇跡のような成果が生まれた。 …

『幸せの行方』

実験施設から、貴重な実験体『ツヴァイ』が脱走した。 あらゆる電子機器に干渉することが可能な実験体は、完全機械化兵を従えていた。 その実験にはG3が関与していたという。 実験体の向かう先に近い関係もあって、瑞穂基地のヴィヴリオの手で捕獲班が編成…

『真珠色の涙』

今回予告 彼女の涙を美しいと思った。 その時から自分は魅入られていたんだと思う。 聖母の名を持つ少女、マリア。 養父母の元で暮らす少女は、幸せに包まれながらも、時折酷く寂しそうな顔をする。 幸せにはいろいろな形があるという。 一つの幸せを得たと…

『聖痕症候群』

今回予告 それは神から与えられた聖なる徴。 たとえ苦難の道を歩もうとも、神の御心を信じる者には救いがある。 国内で急激に発症者数の増加が確認されている奇病、"聖痕症候群"。 ある日、体の一部に"聖なる徴"が浮かび上がり、苦痛と共に法悦をもたらすと…

『遠きもの、遥けき彼方に』

今回予告 夢であればよかったのだ。手に入らない理想なんて。 瑞穂基地にある、最前線基地とは思えないほどの緩やかな空気。 異物であるはずの自分が、それと知りながらも受け入れられている事実。 自らの決断が蒔いた種であるのなら、それを刈り取ることも…

『黒い聖母』

今回予告 ある日呼び出されたヴィヴリオの執務室。 そこにいたのは、もう一人のミシェルだった。 自らを合衆国の非公式の全権大使と名乗った少女は、ある要求を突きつけた。 それは、裏切り者の亡命者が勝手に連れ出した実験体、ミシェルの返還である。 無論…

『月光蝶』

今回予告 誰がなにを企んでいても構わない。 埋まらない心を埋めるためなら、私はなんだってするのだから。 ギガプラント1号棟が、度々襲撃を受けているという。 洋上のギガプラント2号棟が結界破壊直後に破壊されている以上、これ以上の損失は食料物資の…

『終わらない恋』〜Wrong love〜

なにかが間違っているはずだ。 こんなことになるはずじゃなかった。 瑞穂中学襲撃から一ヶ月。 学校の復旧は急ピッチで行われ、襲撃の跡はすでにない。 失われたものを取り戻そうとする人はいなかった。 失ったものの大きさに自分を取り戻せない人がいた。 …

『間違った恋』〜Love that doesn't end〜

何一つ間違いはしなかったはずなのに、どうしてこんなことになったんだろう。 瑞穂基地で大規模な再編成が行われた。 新型のシュネルギア導入に伴う人員の再配置。 戦力の効率化のためだと言われれば否はないのだけれど。 新編成の小隊の顔合わせも兼ねて、…

KillingDays

そんなわけで、リトライ版KDの基本設定。 基本設定というか、KDのバックグラウンドで行われたある実験について、ですが。まだもろもろしてるので、あれこれ修正予定。とりあえず基本概念を。 ・「天使核の育成」において、統一帝国式の「内的成長」以外のア…

『巻きますか、巻きませんか』

今回予告 クローン培養された脳を用いた兵器、完全機械化兵。 脳と脊髄以外を有機素材と無機素材で作り上げた、科学の神秘。 それは命令を実行するためだけに存在する兵器。 人の姿を模した人ではないもの。 彼女がもし彼女であると言うのなら、それに意志と…

『彼氏彼女の事情』

今回予告 瑞穂中学、学園祭。 クーデター計画の裏側で、別の謀り事が進行する。 些細なきっかけで始まる仲違い。 いつものことと言えばいつものこと、しかし明日は、学園祭の日。 二人で回ろうと話していたけれど、そんな約束も吹き飛んでしまった。 骨肉相…

『人でなしの恋』KillingDaysVersion

ハンドアウト ●PC1:藤堂奈緒 ナビゲーター:草薙伊音 シナリオダーザイン:【謎の人物からの嘲笑】 ナビゲーター、草薙伊音の様子が最近おかしい。 訓練は休み勝ち、宿舎に戻る時間も遅く、しかし、ヴィヴリオ大佐はそれを見て見ぬ振りを決め込んでいる…

『人でなしの恋』KillingDaysVersion

今回予告 授業中にナビゲーター:草薙伊音にかかってきた電話。 その電話の後から、どことなく様子がおかしい。 まるで何かに怯えているようだとクラスメイトが評するほどに。 一人になる時間が増えた。 帰りが遅くなる日が増えた。 それはきっと、なにかの…

『優しい死神』

今回予告 それは姿の見えない天使。 それは姿の見える悪魔。 自らを"人の死の観念の産物"と名乗る奇妙な死神が現れた。 それの姿は君にしか見えず、それの言葉は君にしか聞こえない。 幻でありながら幻ではなく、存在していながら存在していない。 人の死の…

『黄泉の大神』

今回予告 それは、海にまつわる物語。 ヤシマに住む者なら、誰でも聞いたことのある御伽噺。 神話とは、過去に実際に起こった出来事を元に構成されている。 例え改竄されていようとも、その意味が失われるものではない。 竜宮城と、玉手箱。 浦島太郎が手に…

StandByMeシリーズ

ネタの根幹部分を決定。 「楽園」と「月」です。 「瑞穂基地の地下」と絡めて、「天界の門」を開く壮大なプロジェクト。 アダムとイヴが追放された後の楽園にはなにが残ったのか? 天界はいったいどこにあるのか? 天使はどこから来てどこに行くのか? そう…

『人でなしの恋』

今回予告 頭のてっぺんから爪先の先まで、一気に駆け抜けた。 神様、これが私の罪の衝撃ですか。 ここ数日、ナビゲーターの草薙伊音の様子がどこかおかしい。 何を話し掛けても上の空だし、まともな返事が返ってこない。 心当たりはなにもなく、あったといえ…

『夏の夜の夢』

今回予告 それが夢なら、覚めないでいてほしかった。 これが現実なら、自分の居場所なんてどこにもなかった。 訓練中のシュネルギアを襲う、正体不明機"フーファイター"。 あらゆるセンサーに反応せず、目視では捉えきれない高速戦闘を行う人型の兵器は、ま…

『幸福の価値』

誰がそれを定めたのか。 なるべくしてならねばならぬ者、なるべくしてなった者。 黒い天使核は救世主の資格を現すという。 自らにその資格を見出し、救世主たらんと欲し、またそれを望まれた者。 特別な感情もなくそれを受け入れ、あるがままに振る舞う者。 …

『夏の夜の夢』

『夏の夜、君の声』をカスタムアレンジする。ばりばりに。今回予告とか全部弄る勢いで。 ええ、そんなことする前に同人誌用シナリオを完成させますが。 あたしゃ公式シナリオが大嫌いなのです。情報が足りないからじゃなくて、矛盾と投げっぱなしに満ちてい…

『悪魔の証明』

今回予告 ないものを証明することは極めて難しい。 可能性は常に無限大を指し示す。 しかし可能性は可能性でしかない。 雪に閉ざされた山荘で発生した殺人事件。 連鎖する殺人の饗宴に、誰もが怯え、うずくまる。 そして、誰もいなくなった。 天使大戦エンゼ…

『この世全ての悪』

今回予告 あのカタリナ=ブラヴァッキーが助けを求めてきた。 いつになく真剣な彼女は、最悪の災厄の訪れを告げる。 「この世界の全部の悪意を集めたような奴」 カタリナはその男のことをそう形容した。 簡潔に"悪魔"と呼ばれ、"人間台風"とも呼ばれるその男…

『この天に焦がれて』(2)

ハンドアウト PC1:経堂一矢 ナビゲーター:草薙伊音 シナリオダーザイン:【新城繭からの羨望】 君はアクシアに頼まれ、一度も会ったことのない同級生を見舞うことになった。 彼女はずっと病室に篭もりきりで、自由に動き回れる君を羨む。 空を飛んでみ…

『この天に焦がれて』

今回予告 ただ一つ、それだけが手に入ればよかった。 そのためなら何を失っても構わなかった。 空を飛んでみたいと、君は笑った。 自由になりたいと、君は泣いた。 最強のギアドライバー、新城繭。 最高の素質を持つと言われたギアドライバーは、なぜか一度…

『落日悲歌』(2)

ハンドアウト PC1 シナリオダーザイン:【亜梨花からの心配】 いつも通りの訓練も終わり、一人寂しく自室に戻る。 今日は誕生日。自分から言い出すのは恥ずかしくて、誰にもいえなかった。 それに最近、みんなどことなくよそよそしい。自分はやっぱり、嫌…