雑記:キャンペーンシナリオの記述方法

ずっと、どうやったら矛盾も破綻も無理もなく書けるかなあ、と思っていたんです。
つまり、将来において分岐が確実なものであるものを、どうやってフォローするか、ということです。
方法としては、すべての選択肢を書き出すというのもありますが、現実的じゃあないわけで。しかもそんなシナリオを見てやりたいと思う人だっていないでしょう。覚えなきゃいけないことが多すぎます。
そこで考えてたんですが、今回のシナリオは、12人の完全機械化兵はキャラクターデータも含めて事前に作成されます。いっそこいつらを使う視点で構築すればいんじゃないのか? ということです。
実際にシナリオで使用するキャラクターは、2〜4でしょう。各キャラクターにシナリオ適合値を設けて、キャラクターが使用しなかったキャラクターの適合値を合計し、バックグラウンドで進む状況の指標にするわけです。つまり、全員同時行動ではなく、複数ユニットに分割して行動することを前提としてシナリオを記述する方法ですね。基本的には適合値の合計が高いほうがその後の展開が有利になる……逆説的に、適合値の低いキャラクターで編成すれば、今後の展開が楽になる、という構造です。(いろいろ問題も発生するかもしれませんが、それほど戦略的合理性に特化した判断は下されないだろう、とも思ってます。シナリオの性質上)
どのような基準で適合値を設定するかとか、それでどういう進行になるのか、という部分の記述については若干煩雑にならざるをえませんが、まあ、処理としてはできないこともないかな? と思います。
なので、シナリオの記述自体は一本道でも問題ありません。所与の条件が前のシナリオの展開を受ける、という構成になるだけで。


とかいうのはどうかなあ。