自分はできる

一番足りないのは自信なのかなあ。
「自分には出来る」ということを、私はわりと根拠なく(なんに対してでも)思い込んでますけども、根拠レスで思い込むのは危険ではあるもののはったりには十分なって、わりと世の中、そういうはったりで動いたりはしたりする。
もちろんはったりかました後にそれを実のあるものにするために勉強したり努力したりすることも必要ですけども。
逆になんで自信が持てないのか、と考えた場合、それは褒められた経験というのがあまりないからなのかな、とぼんやりと想像したりもする。でも自分はそうではないので想像するだけ。
褒めてくれる人がいないというのは、それは不幸なことと言っちゃってもいいような気がする。自虐はネガティブスパイラルで、一度転んだらどこまでも転がり落ちていく性質があるけれど、そういうところから救い上げることができるのは無責任で無根拠に善意を押し付けてくれる第三者なのかもしれない。
ただそんな善意と正義感に溢れた人であっても、自分に自信のない人にとっては圧政者に過ぎないわけで、そこに断絶を感じてしまうと、もうどうにも手のつけようがないんじゃないだろうか。
となれば、そこに必要なのは、自己変革の意志で、「変わりたい、けどどうすればいいのかわからない」という人なら、とりあえず自分を変えてくれそうな人についていくしかないのかもしれない。
洗脳じみた結果になって依存関係になりそうだからあんまり推奨できないけれど。
「考えることを教える」という無理難題を、いかにして当たり障りなくやるか、ということなのかなあ。