含意の提示

オンラインの情報量 - TRPG履歴
http://d.hatena.ne.jp/standby/20071221/p4

オンラインでは文字コミュニケーションのみなので、つまり情報量が少ないのでこんなことできますけど、オフラインではフェイスランゲージやボディランゲージも含んだりして、情報量が多すぎて、とてもじゃないですがここまでの処理はできません。相手の反応パターンをたくさん想定しすぎてしまって、とてもじゃないですが誘導なんてできないです。

チャットのような純粋な意味での文字コミュニケーションは、オフラインでのリアルな対面会話よりも情報量が少ないとして、それは意志の疎通にどの程度の障害があるものだろうか、ということがふと気になったり。
結論としては、さして障害にはならない、という印象。
元より、情報量の多寡によらず、意思疎通というのは(真意の伝達という意味では)不完全にならざるを得ないものなのだから、曖昧な領域がどの程度残るかというのは、大した問題にはならない、というのが一つの結論です。
完全に理解しあうことなんてできないんだから、理解しあえなくてもしょーがないよね、という割り切りでもありますが、別にそんな悲観的な話じゃなくて、それこそ程度問題として、完全に理解する必要なんて元からないんだから、会話が通じる程度に理解できれば十分、という楽観論です。
意志伝達をスムーズに行うための記号化とか、まあバックグラウンドにはいろいろなものがありますけども、根っこのところでそーゆーものなので、あんまり気にするこっちゃないですね。