何気なくリプレイを買ってみた。

D&Dリプレイ若獅子の戦賦と監獄島編を買ってみた。読んだ順番は監獄島編からだったわけですけども。
で、何気に1巻のほうはサイン本。よく行く本屋で買ったらそうだった、というだけなんですけども。
ま、サイン本だからといって文章が変わるわけではないのでそれは置いておいて。


内容としては、そこそこに面白いんだけど、そこそこ以上のものでもないなあ、という微妙にによによする感じ。主人公がいまいち栄えないというか、ハーレムシチュエーション的なのに全然ハーレムじゃないというか(主人公がアレなら当然ですが)。
ギャルゲーというかエロゲーというかに慣らされてるからなのかもしれませんけども、記号的状況における記号的行動というのは、期待によって要請されるものもあるのだなあ、なんてことを思ったり。
言い換えれば、黄金パターンであったり、王道であったりというものが存在し、存在し続けているのは、作家の都合ではなく、読者の都合によって存在するのだろうか、なんてことを思ったり。
予想通り、というものが内包するものについて、もうちょっと分析を加えてみたくなってきました。