TRPGの魅力の説明の段階モデルの続き

TRPGの魅力の説明の段階モデル - TRPG履歴
http://d.hatena.ne.jp/standby/20080312/p3

自分で書いたものに感心したっていうアホな話なんですけども。
TRPG」をたとえるなら、カードゲームにおける「トランプ」なわけですよね。
トランプにはいろんな遊び方があるわけだけど、それらはすべて「トランプを使った遊び」として説明ができる。
同じように、TRPGも、TRPGという大まかな仕組みがあって(この仕組みの解説が困難なのはわかりますが、トランプのように"そういうものがある"という説明だけにしておいて)、具体的な遊び方の一つとして、サイコロを振ったりするんだよ、という説明でいいんじゃないだろうかと。その時に軽く、トランプ使ったりすることもあるんだけどね、ぐらいは触れておいたほうが親切かもしれない。


そうなると今度は定義問題が頭をもたげてきて、「なにをもってしてTRPGTRPGというのか?」ってことにもなりかねないんですけども、それこそ割り切りを発揮して、「TRPGとして遊ぼうとするものがTRPG、つまりこれがTRPGだって思えばそれがTRPGなんだよ」でいいんじゃないかなと。「TRPGってのは仕組みじゃないんだ。マインドなんだよ」とかいう怪しげな説明。
トランプだって、スートが3つだったり、1スートの枚数が12枚だったりしても、トランプだって言い切ろうと思えば言い切れるみたいなもんで。「標準的ではないトランプ」だったとしても、それをもってして「トランプじゃない」とは言えないと思うし。


むしろ「どういうものがTRPGなのか?」とか、TRPGをあんまり知らない人が考えてくれるぐらいの説明でもいいと思うんですよね。日本人は特に謎というか姿の見えないものに対して過度に神秘性を感じる文化を持っているらしいし。
全部説明しようとするんじゃなくて、魅力的なところをちらちらと見せるチラリズムみたいな説明方法でいいんじゃないかなと。
もちろん、TRPGの魅力を説明する人が、TRPGの魅力を頭から信じて魅力的だと思っていることを態度とかで示す必要もあると思いますけどね。