コストパフォーマンス

↑のを書いてから思ったんですけども、上述の前提があるとした場合、TRPGという遊びは、2時間も3時間もかけて遊んでも、失敗する確率のほうが高い遊び、という理屈になってしまう。
もちろん前提が間違ってる可能性は高いけれど、それでもTRPGに必要になるもろもろの技術を考えれば、1回のセッションで掴み取れるものなんてそんなにないだろうし、うまくいかないもどかしさばかり募るかもしれない。
そういう観点からすると、ソードワールドよりもアリアンロッドのほうが優秀なんじゃないかという気がしてきた。いや、アリアンロッドアリアンロッドで好きなシステムなんですけども。若干キャラクターデータ作るのが大変てのはあるかもしれませんが、セッション自体の成否はともかく、プレイヤーレベルでの見せ場を作りやすいのはアリアンロッドじゃないかなと。そしてそれこそが次回のやる気に繋がるんじゃないかなと。印象論ですが。


極端な話、ソードワールドは口プロレスができなきゃ見せ場が作れないよーな気がするのです。作れないというのが言いすぎであれば、作りづらい、でもいいです。口プロレスによって見せ場が作れなかった場合、戦力として活躍することはできても、(口の達者な)参謀役の指示に従うことが果たして見せ場を作ってることになるのか、という疑問です。言い換えれば、参謀の言うことに従っていたとしても満足できるのはどっちか、という観点です。


そもそもTRPGはコストパフォーマンスがいいとは言えない。その上でリスクを減らすという選択肢を持った場合、アリアンロッド、引いてはFEARなシステム構成になっていくんじゃないだろうか、という気がします。ソードワールド2.0は知らないのでそこは無視しますけど。
個人の満足を優先するシステムがいいシステム、ということでもありますが、セッションと言う場において、ルールの範囲内で個人の満足を優先させることができるシステムは、いいシステムなんじゃないかなと。
まあこの辺の感想は気分次第なんであんまりあてにはならんのですけども。