人工知能の開発へのアプローチ

人間の知能は単体で成立するか? ということをふと思ったんですね。
で、とてもファンタジー的な発想なんですけども、神様はなんで人間を作ったのか? ってことの回答の一つとして、生み出した人工知能が群れの環境においてどのような発達をするのかの実験として、ってのはどうだろうと。
例えば自我というのは単体では成立しなくて、周辺の環境(ちゅーか同程度の脳機能を持った生物、ってほうが正確なんでしょうが)との相互作用によって発生する、らしい、ので、初期に偽人間的知能を人間対人工知能の関係の結果として開発できれば、その後は人工知能人工知能の関係でもいわゆる自我とかは確立できていくんじゃなかろうか、という思考実験の延長です。
あるいは、人工知能人工知能の関係から偽人間的知能が発生するような人工知能を開発する、のかもしれませんが、まあこの辺は好き好きで。


天使や悪魔という審判機構は、人工知能の暴走を抑えるためのストッパー、抑止力にして制御機構で、開発者=神の望まない知能の発生及び発達を効果的に排除する、としたら、ファンタジーというよりはなんともSF的、かも。
ていうかよくありますな、こういう設定の小説とか漫画。
それをさらに敷衍していくと、魂(=脳)は肉体の奴隷、となるかもしれません。肉体が得た経験だけが魂(=自我)の個別化をもたらす、と。相対的に存在している時点で異なる経験を積んでいるわけであり、その経験の差異が自我を生み、魂の形を作っていく。
そうなると、魂=価値観ともなるのかもしれず。この辺は研究課題だなあ。

人工知能 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD

群知能 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E7%9F%A5%E8%83%BD

集団的知性 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E7%9A%84%E7%9F%A5%E6%80%A7