ネタ:人間の細胞は10年もあればすべて入れ替わる

テセウスの船 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%88%B9

遺伝子操作によって、生来のものから改変された遺伝子コードを持つ細胞だけを増殖させることが可能だった場合、10年ほどで新しい遺伝子コードを持った人間が出来上がる、と。
まあ当然ながら免疫系を無視すんなとか、細胞の選択的増殖なんて可能なのか、とか素人目にも突っ込みどころはあれこれありますが、エンゼルギア世界におかれましてはクローン技術がありますので、これが体細胞クローンであるならば、まあそうした技術が確立している、あるいは研究中なのかもしれない。
個人的には体細胞クローン説は却下なんですけども。もし受精卵を使う形でやってるんだとしても、どうやって望み通りの形質を得るか、という品質の点で疑問があるので、やっぱり体細胞クローンしかないかなあ、とは思っています。

クローン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3

まあなにが言いたいかっていうと、天使化という現象を生物学的に考えた場合、細胞の増殖速度が半端ない(人間なら10年かかるのを1日とか数日(黒色天使に殺害された人間は数日だか一週間だかで灰色天使化して復活するらしいのでその辺目安)に短縮するぐらいの)細胞が人間を宿主として増殖している、のかもしれない。なんてことを思ったって話です。まずは免疫系を乗っ取るとかするのかなあ、とか。空想科学は楽しい。
そうして元の人間だった部分がまるっきりなくなった生物は「はたして人間と呼べるのだろうか?」という、一番最初のパラドックス問題に帰ってくるわけです。実際問題は、ただの定義論争にしかなりませんが。