『神様の言うとおり』


http://trpg.giza10.net/angear/replay/03_another/19_godsay/


例によって2PCセッション、GMは私。
シナリオ要約は「これって戦争なのよね」です。ちょっと違う。


PC1:藤堂奈緒
クラス:ギアドライバー/フェンサー
PL:F素
マンイーター! とセッション中にも散々言われながら、結局そんな動きは見せなかった今回。いや、細かく見ればマンイーターだったのか、と思わないでもないところですが。
とかく振り回され型の導入およびシナリオでしたが、なかなかよい動きを見せてくれたと思います。若気の至りで死人を出したのもご愛嬌。あれはGMの陰謀だったのです、たぶん。
正統派PC1っぽい動きが出来てるのは、たとえとしてはアレゲですが一矢とか浅斗に代表される男子系バカギアドラのような感情表現をするからかなとか。


PC2:雫石シズク
クラス:管制官
PL:こっくり
完機バカ一代と言われ続けて幾星霜、ついにその汚名を挽回する時が来た! というわけではなく。たぶんこれが素なんだろうなと思いました。
PC2としてPC1をフォローする動きは勉強になりました。違和感のないNPCの登場のさせ方とか。
私はしょっちゅうナビゲーターの存在を置き去りにしてるんですが、シナリオに関わらないNPCが登場してPCとくっちゃべる、というシチュエーションがあまり好きではないようです。
シナリオあってもなくても関係ないじゃん、というやりとりが嫌い、なだけですけども。


シナリオ全体を通して情報量が多く、PLは把握が大変だったかな、と思わないでもなかったです。しかしこれでもかというぐらい伏線を張って、回収して、回収したと見せかけて、また伏線を回収して、という演出が随所で出来たので、GMとして非常に楽しかったです。
やはり秘密兵器と一発逆転はロボット物の華だよなとか。その分一発ネタの要素が濃いので、使いまわしは難しいところもあるんですけども。
あと、セッション終了後の反省会でも突っ込まれましたが、PC2がシナリオのメイン人物に接触する機会がなかったのが反省点です。PC1は幻想担当、PC2は現実担当、みたいな分担になっていった流れ上、それ自体は仕方がない部分もありますが、ちょっと工夫すればなんとかなったんじゃないかなと思ったり。
即興、あるいはアドリブ型のセッションだと、このあたりのバランス取りが場当たりになる分難しいです。出番がかなりPC1に偏ってしまいました。


関連情報
うぼあー - 21世紀の精神分裂病患者のカルテ
http://d.hatena.ne.jp/kokkuri/20050920#1127215558