時間管理

以前もざっくり書いたような気もしますが内容は忘れたので再び取り上げてみる。


時間管理の責任はGMにある、というのは当然として、その責任の所在を定めるものはなにか、という部分で、私は「GMだけが事前にセッション時間を見積もることが出来るから」と考えています。
シナリオの全容を知っている以上、それが可能なのはGMであり、事前にプレイ時間を見積もることによってプレイヤーに時間を意識させることができるようになります。
その上で、PLも時間を意識するというのは、至極当たり前のことだと思ってます。非常に時間のかかるオンラインセッションの場合はなおさらです。
ただし、オンラインセッションに慣れてない方の場合は、時間がかかるとどう説明したところで理解できるものではないので、2〜3回ぐらいまでは特に意識しなくてもいいと思います。意識してもきっと状況は変わらないか、意識しすぎた結果悪くなるんじゃないかという気がするからです。


問題になるとしたら、「事前にこのシナリオはこのぐらいの時間がかかる」と提示すらせずにPLにも時間意識を求めることでしょう。結局はPLは時間進行を意識することしか出来ませんが、想定時間のリミットが近づいてくれば、GMの不自然な行動が、急いでいるのか不都合なことを隠そうとしているのか違って見えてくるはずです。GMが進行を急ごうとしているところを、情報を隠そうとしていると誤解して追及する、なんて展開は笑うに笑えません。
ただ参加者の自意識を求めるだけではなく、GMは進行と時間を見ながら、ちょっと遅れてる、進んでる、等の情報を小出しにしていけば、PLも意識しやすく、また、行動しやすくなると思います。
オンラインセッションやってて時間より進行が早かったことなんてほとんどありませんけど。


もちろん、事前の見積もりが甘い場合もあるでしょう。それならそれで、「ちょっと予定より長くなりそうだけど、大丈夫?」ぐらいの確認を挟むぐらいは必要なんじゃないでしょうか。
そういった部分もあって、このあいだ当サークルのセッション中の寝落ちについての経験点減点について、条件を緩和したんですけども。
以前は無条件で減点対象でしたが、いまは「事前に寝落ちの可能性を告げる」こと、「事前に告知している予定時間をオーバーした場合、寝落ちの宣言がなくてもかまわない」ようにしました。


なんか思いついたんですがどっか飛んでいったので思い出したら追記します。