共有される情報の底辺

記号というのは、その記号がなにを意味しているのか、を知る人同士の間では、暗黙の了解として意味が通じるものです。
それは逆に、記号の利用者の属性を端的に表しているものである、とも言えます。


会話の端々に現れる記号や、記号の使い方で、大体のスタンスとかはわかるものです。そういうものを日々丹念に拾っていくかどうかが、他人との付き合い方に反映されるんじゃないでしょうか。
とはいえ、そんなものを若いもんに求めてもなあ、なんて思うあたり、年寄りになったのだろうかと自問自答する日々です。