一人の英雄は名もなき百人の英雄で出来ている

エントリタイトルの数字は適当です。
どうせアリアンロッドをオンラインで遊ぶならと、基本システム構築後のシステム拡張をいろいろと夢想してます。
ここのところプログラムにさっぱり着手していないのは最後のアイテム購入の画面インターフェースの仕様がさっぱり決まらないせいですというのはさておき。


大雑把に言うと、人口百人につき、英雄候補が一人、でもいいです。
パレートの法則的に、有能なのは二割=二十人でもいいんですが、全員が全員英雄候補になろうとするわけではないと思うので、というかそんなんなったら社会が崩壊すると思うので、二十人のうち一人ぐらいが英雄候補みたいな冒険者って言ったらかっこいいけどぶっちゃけドロップアウト組に回るんじゃないかなあ、という試算です。
で、百人の英雄候補の中から、(認定基準が曖昧ですが)英雄が出るのは、またパレートの法則を適用するなら、二十人ぐらいになります。冒険者が五人パーティーが標準であると暫定的に決め付けると、四組程度。ここまでの数字を掛け算してくと、人口一万人に対して英雄は二十人程度という言い換えも可能です。比で言うと二百対一ぐらいの確率ですね。
もっと細かいことを言えば、労働人口比で考えるべきだろうと思われるので、総人口比で見ると二倍から三倍の倍率ぐらいでしょうか。適当ですけど。そうすると、多めに見積もって六百人に一人が英雄となる。


現実の中世時代の農村の平均人口なんて知りませんけど、六百人もいたのかなあ、と漠然と感じてます。まあこの数字にあんまりリアリティを追求する必要はないんですが、人口六百人が農村の平均値だとすれば、そこには一人ぐらいは英雄が生まれる余地がある、と言い換えてもいいと思います。
で、都市単位で見て、西暦1500年あたりだと、百万都市ってあんまりないんですが、まあ仮に百万都市があったと見積もっても千六百人ぐらいの英雄がいるわけです。多いと見るか少ないと見るかはお任せしますが。

歴史上の推定都市人口 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%8E%A8%E5%AE%9A%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BA%BA%E5%8F%A3

世界の総人口が五億人ぐらいの時代。総人口比で言うと八十三万人の英雄がいるだろうと思われる時代。

世界人口 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BA%BA%E5%8F%A3

これだけの英雄の中から、真の英雄が選ばれると仮定した場合、まあ値を丸めて八十万分の一の確率としても、 0.00000125% ぐらいになります。
おそらくはそれが「世界を救う英雄」の価値ではなかろうかと。
確率計算がパーティー対象だったり個人対象だったりしてるのは思いつくままに書いている仕様です。私にとってはこの程度で十分という思考実験なので似たようなことを考える場合は各位の認識に基づくやり方でやってもらえばいいと思います。