伝えたつもりの情報と、伝えられた情報の落差

最近、サークルのほうの打ち合わせで頻繁に携帯メールとか利用してるんですが、「書いたつもり(言ったつもり)になってても実際には書いてなくてすれ違い」とかいうパターンが多くて、なんかちぐはぐになることが多かったのです。
で、まあ携帯メールだから、と極限化しちゃってもいいんですが、「自分で当たり前だと思ってることは説明を省略する」のルールがあるとすると、それってセッション中とかその前後とかでも同じことなんじゃね? と思ったわけです。
「自分が説明したと思ってるほどには相手は説明されたとは思っていない」ってことですね。当たり前といえば当たり前なんですが、当たり前だからこそ見落とされがちなわけで。


そしてこれは、逆の視点も必要だと思います。
説明を受けた時、その説明が十分である/不十分であることをはっきり伝えないと、相手は説明が十分であるかどうかわからず、十分な情報を過分に、不十分な情報をそのままにしておく可能性が高いということです。質問がなければ(表情が見えないオンライン環境ではなおのこと)意味が伝わったと解釈されるものです。
説明するほうもそうですが、説明を受けたほうも黙ってちゃいかん、というだけなんですが、これだけのことが、なかなか難しい。どうやって伝えようかと考えているうちに、話題が進んでしまう、ってのが一番大きいようで。
(まずは声出さなきゃ相手もわかんないけどねえ、なんて思っちゃいますが。「なにかある」ことだけでも伝えないことには、永遠に沈黙を(自主的に)強いられることになるんじゃないかと)
この辺、慎重になるだけでだいぶコミュニケーションの円滑度が違うなあ、と感じたので、取り上げておきたいと思います。