2006-04-06から1日間の記事一覧

『神殺しの傷痕』(6)

・【神機】骸 本名不明。世界大戦中に発生した大量殺人事件の犯人が素体。 生前の記憶は断片的に有している。これは、生成の過程で、素体となる魂の上に、俗人の想念を塗り固める形でエーテル存在として固着させたため。 殺人事件自体は前述したように冤罪。…

『神殺しの傷痕』(5)

・【研究者】柚島坂槻 天使兵研究のため、合衆国に潜伏経験あり。実際のところ、研究者というよりは諜報員、諜報員というよりは格闘家、格闘家というよりは夢想家、そんな側面のほうが強い、強烈な理想主義者。諜報員あがりの研究者、という表現が一番正確か…